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楽天で売れている店舗が必ず取り入れている5つの回遊設計

2026.02.02

こんにちは、ファイブスプリングスです。

競争の激しい楽天市場で自店舗の商品を選んでもらうには、ユーザーが1ページだけ見て離脱するのではなく、店舗内の複数ページを自然に回遊してもらえる仕掛けづくりが必要です。

回遊導線を強化することで、店舗全体の売上や客単価、リピート率の向上が見込めます。

そこで今回は、楽天市場で売れている店舗が実践している5つの回遊設計を解説します。

「ユーザーの離脱率が高い」「客単価が思うように伸びない」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

【本記事でわかること】
◎楽天市場における回遊率の定義
◎回遊対策の重要性
◎楽天で売れている店舗が必ずやっている5つの回遊設計

楽天市場における回遊率とは

楽天市場における「回遊率」とは、ユーザーが店舗内で複数ページを閲覧した割合を示す指標です。

回遊率は、ページビュー数をセッション数で割ると算出できます。

回遊率=ページビュー数(閲覧数) ÷ セッション数(訪問数)

例えば、ページビュー数が300でセッション数が250なら、回遊率は300÷250=1.2になります。
これは、1人のユーザーが平均1.2ページを閲覧したことを意味します。

ユーザーが1ページだけ見てすぐに離れてしまうと回遊率が低くなり、関連商品やカテゴリページ、特集ページなどを次々と閲覧するほど回遊率が高まります。

楽天RMSでは回遊率の指標はありませんが、商品ページ分析を活用すれば、アクセス数(ページビュー数とほぼ同義)とユニークユーザー数(セッション数とほぼ同義)を確認できます。

楽天RMS>データ分析>3.アクセス・流入分析>アクセス・流入分析> 商品ページ

・アクセス人数:商品ページを訪問したアクセス人数(ページ訪問から30分以内の訪問を1とカウント)

・ユニークユーザー数:商品ページにアクセスしたユーザー数(同じユーザーが1日に複数回アクセスした場合も1とカウント)

アクセス人数をユニークユーザー数で割れば、各商品ページのおおよその回遊率が算出できます。

また、商品ページ分析では、以下の指標も確認できます。

・滞在時間(秒):商品ページに滞在した平均時間

・直帰数:1回の訪問で1ページビューしかなかった訪問数(例:Aの商品ページにアクセスし、そのままどのページにも遷移せずに離脱した)

・離脱数:対象の商品ページが、その訪問における最後の閲覧ページとなった数(例:AページからBページへ行き、そのままBページで離脱した場合は「Bページの離脱:1」としてカウント)

離脱率:商品ページを訪れたユーザーのうち、どれくらいの人が離脱したかという割合を示す指標。算出方法は(直帰数+離脱数)÷アクセス人数

各指標のデータと自社の商品ページを見比べ、どの部分が良い結果につながっていて、どこに改善の余地があるのかを定期的にチェックしましょう。

回遊対策はなぜ重要?

楽天で回遊対策を行うことで、売上だけでなく顧客満足度の向上にもつながるさまざまなメリットがあります。

【回遊対策を行うメリット
・関連商品を見せることで別商品の購入につながる
・セット販売やまとめ買いを促進できる
・店舗への親しみが深まり再訪やリピートにつながる
・検索結果やランキングでの露出、広告効果が高まる

「この商品は自分に合わない」「この店舗には欲しいものがなさそう」と感じた瞬間に、ユーザーは離脱してしまいます。しかし、商品ページに関連商品を表示しておけば、最初に見た商品は購入されなくても、別の商品に興味を持ってもらえる可能性があります。

また、セット販売やまとめ買いページへの導線を設置することで同時購入を促しやすくなり、客単価や売上の向上が見込めます。

ユーザーが多くの商品やコンテンツに触れると店舗全体への理解や親しみが深まり、再訪やリピート購入にもつながります。

さらに、回遊率が高い店舗は楽天市場内での評価も高まり、検索結果やランキングでの露出が伸びやすくなります。その結果、広告の効果向上も期待できます。

楽天で売れている店舗が必ずやっている5つの回遊設計

楽天市場で売上を伸ばしている店舗ほど、回遊率向上のための施策を多く取り入れています。

ユーザーが店舗内をスムーズに移動し、さまざまな商品やページを見て回りやすい環境を整えることで、回遊率が上がりやすくなります。

ここからは、楽天市場で回遊率を向上させるための具体的な施策について解説します。

【楽天で売れている店舗が必ずやっている回遊設計
1.商品ページ上部にクーポン情報やイベントページへの誘導バナーを配置する
2.商品説明欄に関連商品やセット商品を配置する
3.商品ページ共通説明文に特集やキャンペーンのバナーを設置する
4.目玉商品・目玉カテゴリを設置する
5.店舗トップページに多彩なコンテンツを用意する

 

1.商品ページ上部にクーポン情報やイベントページへの誘導バナーを配置する

スマートフォンの商品ページで店舗名のすぐ下に表示される「大バナー」は、ユーザーの目に触れやすく、うまく活用することで回遊率アップにつながります。

大バナーはすべての商品ページに共通して表示されるため、特定の商品だけに関連するバナーよりも、店舗全体で使えるクーポンの案内やイベント特設ページへの誘導に活用するのが効果的です。バナーごとに掲載期間を設定できるため、イベントやキャンペーンごとに内容を切り替えることもできます。

大バナーを設置する際は、楽天RMSの店舗設定メニューから「デザイン設定」に進み、「共通バナー設定」を選びましょう。

楽天RMS>店舗設定>5 デザイン設定>共通バナー設定

大バナーは最大10枚まで登録でき、ユーザーがページを開くと自動的にスライドして表示される仕様です。

最も見られやすい1枚目のバナーにクーポンやキャンペーン情報などのお得情報を配置するのがおすすめです。

2.商品説明欄に関連商品やセット商品を配置する

スマートフォンアプリやスマートフォンブラウザの商品ページ内にある商品説明欄は、大バナーと同様にユーザーの目に留まりやすい位置にあります

商品説明欄は商品情報の下に配置されており、テキストだけでなく画像も設置できます。

容量違いやサイズ違い、カラー違いなどの関連商品やセット商品、まとめ買いページのバナーを表示することで、回遊率の向上が見込めます。

商品説明欄に類似商品のバナーを設置しておくことで、「探していた商品と少し違うかも」と感じたユーザーが離脱せず、他の商品にも興味を持ってもらいやすくなります。実際、類似商品への誘導バナーを設置するだけで、誘導先商品のアクセスや売上が伸びるケースは多くあります。

また、セット購入を促す施策として、商品説明欄に関連商品のサムネイルを並べるのも効果的です。

例えば水筒の購入を検討しているユーザーに対して交換用パッキンや洗浄用ブラシを紹介したり、加湿器を検討しているユーザーに対して交換用フィルターや除菌カートリッジを表示したりすることで、「あとから必要になるもの」に気付きやすくなります。その結果、購入点数が増え、客単価の向上も期待できます。

さらに、下記のように商品説明欄の冒頭にクーポン情報やイベントページへの誘導バナーを設置するのもおすすめです。

楽天RMSで商品説明欄を編集する場合は、店舗設定から商品管理メニューを選択し、商品一覧・登録ボタンを押して、新規商品登録または既存商品の編集画面で「ページデザイン」タブを開きましょう。

楽天RMS>店舗設定>1 商品管理>商品一覧・登録>新規商品登録 or 既存商品の編集>ページデザイン

3.商品ページ共通説明文に特集やキャンペーンのバナーを設置する

回遊率を高める施策として、スマートフォン商品ページの目玉カテゴリの下に表示される「商品ページ共通パーツ」の共通説明文を活用するのも有効です。

商品ページ共通パーツは、スマートフォン用の商品ページすべてに共通して表示できます。HTMLタグを使えばテキストだけでなく画像も表示できるため、クーポンや特集、キャンペーンなどのページへ誘導するバナーを設置するのがおすすめです。

スマートフォンの「商品ページ共通パーツ」の共通説明文を設定する際は、楽天RMSの店舗設定メニューから「デザイン設定」に進み、4 商品ページにあるスマートフォン「商品ページ共通パーツ」をクリックしましょう。

楽天RMS>店舗設定>5 デザイン設定>4 商品ページ スマートフォン「商品ページ共通パーツ」

4.目玉商品・目玉カテゴリを設置する

目玉商品や目玉カテゴリを設置することで、おすすめ商品やおすすめカテゴリへの回遊を促進できます。

<目玉商品>

目玉商品とは、スマートフォン用商品ページの「ショップ内の注目商品」欄に表示できる商品のことを指します。このエリアには、最大12商品の画像・商品名・商品価格を表示できます。

例えば、新着商品やお買い得商品、売れ筋商品、ランキング受賞商品、店長おすすめ商品などを掲載することで、回遊率アップが期待できます。

また、目玉商品は商品ページのほか、スマートフォン・PCの店舗トップページやコンテンツページにも表示できます。店舗トップページ編集画面やコンテンツページ編集画面で「目玉商品」のパーツを配置すると表示されます。

<目玉カテゴリ>

目玉カテゴリとは、スマートフォン用商品ページ「ショップ内の注目カテゴリ」欄や、スマートフォン用カテゴリページの上部に表示できるカテゴリのことです。

目玉カテゴリには、おすすめのカテゴリページへ遷移するリンク付きの商品画像を12個まで掲載できます。

掲載するカテゴリとしては、新着商品や売れ筋商品、定番商品、店長おすすめ商品、特集コンテンツなどがおすすめです。

目玉商品・目玉カテゴリの設定をする際は、楽天RMSの店舗設定メニューから「デザイン設定」に進み、「1 店舗トップ・コンテンツ・商品・カテゴリページ共通」にある「目玉商品設定」「目玉カテゴリ設定」をクリックしましょう。

楽天RMS>店舗設定>5 デザイン設定>1 店舗トップ・コンテンツ・商品・カテゴリページ共通「目玉商品設定」or「目玉カテゴリ設定」

5.店舗トップページに多彩なコンテンツを用意する

店舗トップページを訪れるユーザーの割合は、全体のアクセス数に対して10%未満とされています。

しかし、トップページにアクセスするユーザーは、すでに店舗名を知っていたり、過去に購入した経験があったりと、比較的購入意欲が高い傾向があります。そのため、「アクセスが少ないから回遊対策は後回しでいい」と考えると、せっかくの販売チャンスを逃してしまう可能性があります。

店舗トップページの回遊対策としては、ページ全体に動きや賑わいを出し、ユーザーが思わず他のコンテンツも見てみたくなるような仕掛けが有効です。

以下のような多彩なコンテンツを用意しておきましょう。

【店舗トップページの回遊対策
・店舗内ランキングの掲載
・新着商品の紹介
・特集ページ・商品カテゴリへの導線
・商品レビューの紹介
・LINE・メルマガ登録の案内 など

また、ランキング上位の店舗トップページをチェックし、構成や導線づくりを自店舗の回遊設計に取り入れるのも有効です。

店舗トップページの編集は、RMSの店舗設定の「トップページ設定」メニューからトップページ管理・編集を選択して行いましょう。

楽天RMS>店舗設定>3 トップページ設定>トップページ管理・編集

新店舗トップページで回遊率を高めるコツは、以下の記事でも詳しく解説しています。

【楽天】新店舗トップページで回遊率を高める構成と運用の基本

まとめ|回遊導線を強化して売上アップを目指そう

楽天市場で売上や客単価、リピート率を伸ばしている店舗は、ユーザーが1ページだけで離脱しないよう、店舗内をスムーズに回遊できる導線設計を積極的に行っています。

今回紹介した回遊設計のポイントを取り入れることで、まとめ買いやリピート購入が生まれやすくなり、店舗全体の売上アップが期待できます。

「なかなか回遊率が上がらない」「どこから手をつければいいのかわからない」と感じている方は、楽天市場の運営ノウハウに精通したプロに相談するのも有効な選択肢です。

ファイブスプリングスでは、ユーザーのニーズ整理から店舗内動線の分析、クリックされやすいバナー制作まで、回遊性向上に向けたきめ細やかなサポートを行っています。

相談は無料ですので、「回遊率を高めて売上アップを目指したい」「自店舗に適した戦略を立案してほしい」という方は、ぜひお問い合わせページからお気軽にご連絡ください。

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