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BlogECモール攻略ブログ

楽天・Yahoo!の売上につなげるLINE活用・分析方法を解説!

2026.02.19

EC市場の競争が激しくなる中、リピーター育成の手段としてLINE公式アカウントの重要性が高まっています。

一方で、「友だちが増えない」「配信が売上につながっているのかわからない」といった課題を抱える店舗も少なくありません。

この記事では、楽天・Yahoo!ショッピング店舗向けに、友だち獲得の導線づくりから購買を促すLINE配信、さらにモール別の分析方法までを整理します。

LINEアカウントを開設したものの運用が進んでいない方や、売上分析の進め方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

【本記事でわかること】

◎同梱物や店舗ページを活用した効率的な友だち獲得の方法
◎購入につながるステップ配信やリッチメニューの活用法
◎楽天RMS・ストアクリエイターProと連携した売上分析

目次

友だち増加編|オフラインとオンラインの両方から登録を促す

お友だち増加編|オフラインとオンラインの両方から登録を促す

LINE公式アカウントで成果を出すには、まず友だち数の確保が前提になります。

商品到着時の「オフライン接点」と、店舗ページ上の「オンライン接点」の両方からアプローチし、登録を後押しします。

商品同梱物を使って登録を促す

商品を開封する瞬間は、店舗への関心が高まっているタイミングです。

フライヤーやサンクスカードにQRコードを掲載することで、スムーズな友だち追加が期待できます。

【同梱物で意識したいポイント】
QRコードの視認性確保
小さすぎないサイズで配置し、読み取りストレスを無くす
登録特典の明記
クーポンや限定情報など、ユーザーが得られるメリットを提示する
効果測定の実施
パラメータ付きQRコードを使用し、同梱物経由の登録数を計測する

紙媒体はメールと比較して到達率が高く、デジタル接点だけではカバーできない層へのアプローチに有効です。

店舗ページに友だち追加バナーを設置する

スマートフォン経由のアクセスが主流である現在、店舗ページ内の導線整備は必須です。

買い物中のユーザーが迷わず登録できる動線を確保します。

【効果的なバナー配置箇所】
ファーストビュー
スクロールせずに目に入る位置へ配置し、認知させる
商品ページ・共通フッター
商品詳細の近辺やページ下部にも導線を設け、機会損失を防ぐ
公式ボタンの埋め込み
自社サイトの場合は公式ボタンを使用し、ワンタップで完了させる

友だち追加特典で登録の動機をつくる

導線を整備しても、登録する理由が明確でなければ行動にはつながりません。

友だち追加と同時にメリットを提示し、登録する意義を具体的に示すことが重要です。

【設定しやすい特典の例】
・次回購入で使える割引クーポンを付与する
・セール情報を友だち限定で先行案内する
・登録直後にクーポンを自動付与する仕組みを設定する

特典内容は分かりやすさを重視し、割引額や条件を簡潔に伝えます。

また、楽天・Yahoo!のガイドラインや景品表示法に抵触しないよう、過度な表現を避けることが大切です。

友だち追加広告を活用する

店舗ページや同梱物での対策を行っても友だち数の伸びが頭打ちになった場合は、広告による新規層へのアプローチを検討します。

LINEヤフー for Businessの「友だち追加広告(CPF)」は、LINEアプリ内のトークリストやNEWS面などに表示可能です。

【友だち追加広告の主な特徴】
・友だち追加が発生した場合のみ費用が発生する成果報酬型
・性別、年齢、地域、興味関心などで配信対象を絞り込める
・既存顧客以外の層へ認知を広げやすい

費用対効果が明確なため、まずは少額予算でテスト運用を行い、獲得単価(CPA)を確認しながら配信条件を最適化していく手法が現実的です。

メッセージ編|開封・タップされやすい配信に整える

メッセージ編|開封・タップされやすい配信に整える

友だち数が増加した後は、配信内容の質が問われます。

通知が多い環境下で埋もれないためには、視覚的に伝わる形式選びや適切なタイミング設定がポイントとなります。

リッチメッセージ・動画・カードタイプの使い分け

LINEには複数の配信形式が用意されており、内容に合わせて適切な形式を選択することで、クリック率やページ遷移率の向上が期待できます。

主な配信形式の特徴と用途

形式 特徴 用途例
リッチメッセージ トーク画面全体に画像を大きく表示できる形式。
視認性が高く、リンク先への誘導に特化している。
・セール開始告知
・限定クーポン配布
・目玉商品の紹介
リッチビデオメッセージ トーク画面上で動画が自動再生される形式。
静止画では伝わりにくい「動き」や「雰囲気」を訴求できる。
・アパレルの着用感
・食品の調理シーン(シズル感)
・組み立て商品の手順解説
カードタイプメッセージ 横にスワイプできるカルーセル形式。
複数の商品や情報を並列で提示し、回遊性を高める。
・人気ランキング紹介
・カテゴリ別おすすめ商品
・カラーバリエーション比較

配信内容と形式を適切に組み合わせることで、情報が整理され、ユーザーが次の行動を取りやすくなります。

クーポン・セール・新商品を伝えるクリエイティブの作り方

画像とテキストの構成は、情報を詰め込みすぎず、直感的に内容が伝わるデザインを心がけます。

クリエイティブ作成で意識したいポイント

◎世界観を統一する
ロゴやブランドカラーを継続して使用し、どの配信でも同じ店舗から届いていると分かる状態にします。
統一感があると、信頼感や認知の定着につながります。

◎次のアクションを明確にする
「詳細を見る」「クーポンを確認する」「特集ページへ進む」など、具体的な行動を示します。
ユーザーが迷わずタップできる構成に整えます。

【内容別の見せ方の例】
クーポン:割引内容や利用条件を簡潔に示し、取得までの流れを案内する
セール:カテゴリ別に入口を用意し、目的の商品へ移動しやすくする
新商品:利用シーンが想像できる写真や動画を用いる

Yahoo!ショッピングのテンプレート活用

Yahoo!ショッピングでは、ストアクリエイターPro内の「LINE活用」ページにある「おすすめ配信日カレンダー」から、モールイベント日を選ぶだけでメッセージテンプレートを作成できます。

文言やレイアウトに悩んだ際のたたき台として活用すると便利です。

モールイベントと生活時間に合わせた配信設定

配信内容が適切でも、タイミングを誤れば開封率は低下します。

モールのイベントスケジュールと、ターゲット層の生活リズムの双方を考慮した設定が必要です。

モールイベントと生活時間に合わせた配信例

ターゲット 配信タイミング 狙い・効果 
モール利用者 お買い物マラソン前日 セール予告による事前認知の獲得
モール利用者 5と0のつく日 ポイントアップデーに合わせた購買意欲の喚起
夜型・リラックス 夜間帯(20時~22時) 快眠グッズやリラックス用品など、就寝前の検討を促す
朝型・週末需要 金曜夜・土曜午前 週末のまとめ買いや、日用品などの訴求

自店の商品が利用されるシーンを想像し、その直前に情報が届くよう調整することで、タップされる確率は向上します。

深夜の配信は通知が負担となり、ブロックを招く恐れがあるため避けるのが無難です。

リッチメニュー編|トーク画面をミニHPとして活用する

リッチメニュー編|トーク画面をミニHPとして活用する

リッチメニューはトーク画面下部に固定表示されるナビゲーション機能です。

配信を行わない時でも常に表示されるため、店舗トップやセール会場への送客導線として、いわば「トーク画面上の案内板」の役割を果たします。

平常時とイベント時で内容を切り替える

リッチメニューは一度の設定で完了させるのではなく、モールイベントや自店キャンペーンに合わせて内容を切り替えることで、クリック率の向上が見込めます。

切り替えの基本的な考え方

フェーズ 配置方針・サイズ 具体的なアクション 
平常時 定番導線の配置
(小サイズ)
・定番商品、店舗トップ、マイページなど、利用頻度の高い導線を設置する
・トーク画面を圧迫せずスッキリ見せる
イベント時 注力企画の強調
(大サイズ)
セール会場や目玉商品を視線が集まりやすい上段や大きな枠に配置する

表示期間の予約設定を活用する

リッチメニューは表示開始日時と終了日時を事前に設定できます。
週末限定企画や深夜0時開始のセールでも、自動で切り替えることが可能です。

手動更新によるミスや機会損失を防ぎましょう。

EC店舗で入れておきたいメニュー例

多くの項目を詰め込むよりも、ユーザーの目的達成を優先した構成が重要です。

店舗課題や商材に合わせて項目を選定します。

【優先度の高いメニュー項目】
・イベント・セール会場:その時期に最も誘導したいページ
・限定クーポン:メニューを確認する習慣をつけるための常設特典
・新商品・ランキング:再訪を促すための最新情報
・店舗トップ:ワンタップで楽天・Yahoo!の店舗へ戻る導線
・コンテンツページ:サイズガイドやスタッフコラムなど、購入前の不安を解消する情報

ステップ配信編|登録直後の関心が高い時期を逃さない

ステップ配信編|登録直後の関心が高い時期を逃さない

友だち追加直後はユーザーの関心が最も高い状態です。

この時期に適切な情報を自動で届ける「ステップ配信」を活用することで、運用負荷を抑えつつ関係性を構築できます。

登録から数日後は売り込みより関係づくりを優先する

登録初期(数日~1週間程度)のユーザーは店舗理解が浅いため、強い販売訴求はブロックや離脱の原因となります。

まずはブランドの魅力や商品の背景を伝え、「役立つ情報が届く」という認識を形成します。

【初期ステップの配信内容】
・ブランドストーリー:商品のこだわりや開発背景をLPで紹介
・活用アイデア:具体的な使用シーンや使い方の提案
・コラム案内:特集ページや読み物コンテンツへの誘導

登録30日後は購入を後押しする

登録から一定期間が経過し、店舗や商品への理解が進んだ段階で、具体的な購入提案を行います。

【登録30日経過後の配信内容】
人気商品の紹介:季節のおすすめや売れ筋商品の提示
・限定クーポンの配布:30日経過ユーザー限定の特典で行動を後押しする
・比較検討の支援:特集ページへ案内し、決断の材料を提供する

ステップ配信は一度設定すれば自動化されるため、すべての新規友だちに対して均質なフォローが可能となります。

自動応答メッセージ編|商品へ導く仕組みを整える

自動応答メッセージ編|商品へ導く仕組みを整える

問い合わせ対応の負担を軽減しつつ、接客の質を落とさないためには「自動応答メッセージ」の活用が有効です。

不在時の自動返信としてだけでなく、商品選びをサポートする「接客の入口」として機能させることが可能です。

リッチメニューと組み合わせて診断コンテンツとして活用する

キーワード応答機能は便利ですが、ユーザーの入力ミスによる機会損失が課題となります。

そこで、リッチメニューのボタン操作と連動させ、入力不要で完結する仕組みを構築します。

【基本的な設定の流れ】
リッチメニュー設定
対象エリアにボタンを追加し、アクションタイプ「テキスト」を選択。
テキスト欄にトリガーとなる文言(例:「商品を探す」)を入力
定型文の用意
タップ時に自動送信されるキーワードを選定。
「ギフトを探す」「悩みから選ぶ」など、管理しやすい短い文言を用意。
キーワード応答の登録
自動応答設定で「キーワード応答」を選択し、上記定型文を登録。
返信内容に特集ページやカードタイプメッセージを設定。※キーワードは完全一致判定のため、短く分かりやすい文言が望ましいです。

この仕組みにより、文字入力の手間を省き、直感的な操作だけで目的の情報へ誘導できます。

自動応答で商品選びをサポートする方法

取扱商品が豊富な店舗では、選択肢の多さがユーザーの迷い(離脱)につながります。

自動応答で目的別の入口を用意することで、商品選びをスムーズに支援します。

店舗タイプ別・自動応答活用例

店舗タイプ 悩み・ニーズ 自動応答による解決策 
ギフトショップ 「予算」「相手」で迷う 予算別・贈る相手別のボタンを用意し、最適な商品一覧へ誘導する
コスメ・美容 「肌質」「悩み」が多様 「乾燥」「毛穴」などの悩み別ボタンを設置し、解説付きで商品を提案する
アパレル 「サイズ」「着用感」が不安 身長別の着用画像や、サイズガイドページを即座に提示する

便利ツール編|クーポンとリサーチで双方向の接点を増やす

便利ツール編|クーポンとリサーチで双方向の接点を増やす

一方的な配信だけでなく、ユーザーが参加できる機能を活用することで、飽きさせない運用が可能になります。

「クーポン」と「リサーチ」機能を用いて、双方向のコミュニケーションを活性化させます。

ゲーム性を加えたクーポン活用

単なる値引き配布ではなく、「参加する楽しみ」を加えることで、開封率と反応率を高めます。

【開封を促すクーポンの種類】
抽選式クーポン
当選者のみに特典を付与する形式。
ゲーム性があり、定期的なチェック習慣につながる。
・友だち紹介クーポン
既存ユーザーと紹介された友人の双方にメリットがある形式。
信頼性の高い口コミ効果で、良質な新規登録を獲得できる。

リサーチ機能でユーザーの声を集める

アンケート形式で意見を収集できるリサーチ機能は、顧客理解を深めるための重要なツールです。

【リサーチ機能の活用シーン】
ニーズ調査:次に見たいセール企画やカテゴリを投票してもらう
・商品開発:新商品のカラーやデザインについて意見を募る
・満足度調査:配信内容や購入体験への評価を確認する

回答率を高めるポイント

回答率を向上させるには、リサーチのサンクスページに「お礼クーポン」を設定し、ユーザーに参加のメリットを提示することが有効です。

クーポンの導線を特集ページや対象商品へつなげることで、アンケート回収だけでなく、スムーズな購買促進も期待できます。

分析編|楽天・Yahoo!で配信効果を数値で確認する

分析編|楽天・Yahoo!で配信効果を数値で確認する

LINE配信の成果は、感覚ではなくデータで検証することが不可欠です。
楽天RMSやYahoo!ショッピングのストアクリエイターProとLINE公式アカウントを連携させることで、実際の売上や訪問数を可視化できます。

まずは両モールとも、アカウント連携と計測タグの初期設定を済ませておくことが前提となります。

楽天市場|RMSでLINE配信の売上を確認する

楽天市場では、RMSの「R-SNS」機能とLINE公式アカウントを連携することで、成果指標をまとめて管理できます。

【RMSで確認できる主な指標】
・LINE経由の訪問者数
・転換率(CVR)
・売上金額
・客単価

正確な計測に必要な設定

メッセージ内のリンクをそのまま貼るだけでは正しく計測されません。

RMSで発行した「計測用URL(パラメータ付き)」を使用することで、LINE経由の成果として紐づけられます。

【計測用URLの活用シーン】
セール告知用:イベント時の瞬発的な売上貢献を確認
・リッチメニュー用:常設導線からの定常的な流入を計測
・あいさつメッセージ用:新規友だちの初期行動を把握

導線ごとにパラメータを分けることで、「どの配信が最も売上に寄与しているか」を具体的に比較・分析できます。

Yahoo!ショッピング|ストアクリエイターProと新計測タグ

Yahoo!ショッピングでは、ストアクリエイターProとの連携により、配信レポート(クリック数・経由売上など)を確認できます。

これまでは「LINE Tag」の設置が主流でしたが、今後は新しい計測環境への移行が進みます。

 

2026年1月21日開始「計測タグ」への移行

2026年1月21日(水)より、新しい「計測タグ」が導入されています。

従来のLINE Tagも当面利用可能ですが、将来的な廃止予定があるため、早めの移行が推奨されます。

【新タグへ移行するメリット】
・LINEとYahoo!広告・ディスプレイ広告で同じ計測タグを利用でき、ウェブサイト上の行動データを一元的に蓄積できる
・蓄積したイベントデータを、コンバージョン測定やターゲティングに活用できる

単にレポートを見るだけでなく、広告・LINE・店舗サイトのデータを横断的に捉えることで、配信精度の向上につなげやすくなります。

Yahoo!のLINE連携については、こちらの記事で詳しく解説しております。
Yahoo!ショッピングのLINE連携とは?メリットや配信方法を解説!

まとめ|LINE公式アカウントを店舗の資産として育てる

まとめ|LINE公式アカウントを店舗の資産として育てる

LINE公式アカウントは単なる告知ツールではなく、顧客との関係を維持し、売上を底上げするための重要な仕組みです。

友だち獲得から分析までを一貫したフローとして運用することが大切です。

【記事の要点まとめ】
1.導線づくり
同梱物(オフライン)と店舗ページ(オンライン)の双方から登録を促す
2.配信の最適化
リッチメッセージ等の視覚的フォーマットを選び、イベント・生活時間に合わせて配信する
3.運用の自動化
ステップ配信や自動応答を活用し、工数を抑えながら接客の質を維持する
4.データによる改善
モールごとの計測ツールを正しく設定し、売上貢献度に基づいて施策を適正化する

ファイブスプリングスでは、LINE公式アカウントの初期設定から配信内容の整理、モール全体を見据えた運用支援まで対応しています。

運用リソース不足や、成果の伸び悩みを感じている店舗様は、ぜひお問い合わせページからお気軽にご相談ください。

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