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【2026年版】ECモールの年間販促スケジュール|楽天・Yahoo!の繁忙期と準備リスト

2026.02.13

日々の業務に追われ、気づけば大型イベントの直前だったという経験はないでしょうか。

ECモールでの売上拡大には、当日の対応力以上に1、2か月前からの計画的な準備が重要です。

年間の動きを事前に把握することで、突発的な業務に惑わされず、余裕を持った店舗運営が可能になります。

この記事では、2026年の楽天市場・Yahoo!ショッピングにおける年間販促スケジュールと、時期ごとに必要なタスクを整理しました。

計画的なスケジュール管理にお困りの方はぜひ参考にしてください。

【本記事でわかること】

◎楽天・Yahoo!の年間スケジュールと2026年の傾向
◎主要イベントの特性およびポイント還元の仕組み
◎在庫確保から告知まで、イベントから逆算した準備フロー

 

楽天市場の販促サイクルと主要イベントの基本

楽天市場の販促サイクルと主要イベントの基本

楽天市場で売上を拡大するためには、イベントの開催周期とルールを把握し、計画的に準備を行うことが不可欠です。

集客のメインとなる「楽天スーパーSALE」と、日常的な販促の基盤となる「お買い物マラソン」「5と0のつく日」について解説します。

年4回の「楽天スーパーSALE」開催時期と特徴

楽天市場で最大規模を誇り、ユーザーの注目度が最も高まるイベントです。 過去3年の実績では3月、6月、9月、12月の年4回、以下の日程で開催される傾向にあります。

開始:4日 20:00
終了:11日 01:59

2026年も同様のスケジュールが予測されますが、正確な日程は公式告知を必ずご確認ください。

お買い物マラソンとの違い

お買い物マラソンが「買い回り(ポイント倍率アップ)」を主軸とするのに対し、スーパーSALEは商品自体の値引きが活発に行われます。

消耗品のまとめ買いや高額商品の需要が高まるため、ポイント施策に加え、目玉商品の用意など踏み込んだ準備が求められます。

楽天スーパーSALEの準備の進め方や注意点は以下の記事も参考にしてください。

楽天スーパーセールで売り上げをアップさせる企画と対策とは!?
楽天スーパーセールサーチの申請方法と審査通過のためのポイントを解説!

お買い物マラソン・5と0のつく日の活用方法

大型イベント以外の期間は、毎月の定常イベントを確実に取り込むことが重要です。それぞれの仕様と注意点を整理していきましょう。

お買い物マラソン(ショップ買い回り)の仕組み

12月を除くほぼ毎月開催されるイベントです。

【基本的なルール】
倍率:1ショップあたり税込1,000円以上の購入でカウント、店舗数に応じて最大10倍(通常1倍+特典9倍)
上限:原則7,000ポイント(期間限定)、開催回により変動するため確認が必要

同一ショップでの複数回購入は1カウントとなる点や、クーポン適用後の金額が1,000円を下回ると対象外になる点に注意してください。

「5と0のつく日」の仕様と注意点

毎月5・10・15・20・25・30日に開催され、アクセスが集中します。
楽天カード利用が前提であり、内訳の理解が必要です。

内訳(計4倍)通常ポイント1倍+SPU(カード特典)2倍+当日特典1倍
条件:開催日ごとのエントリーが必須
上限:当日特典(+1倍)の月間獲得上限は1,000ポイント

高額商品やまとめ買いでは上限に達しやすいため注意が必要です。

また、一部の予約商品などは対象外となるケースもあるため、ユーザー対応に備えて条件を確認しておくことを推奨します。

Yahoo!ショッピングの販促特性と攻略ポイント

Yahoo!ショッピングの販促特性と攻略ポイント

Yahoo!ショッピングの攻略において重要なのは、PayPay経済圏やソフトバンクユーザーをターゲットとした高還元施策をいかに自店舗の集客につなげるかです。

楽天市場が「買い回り(多店舗購入)」を促すのに対し、Yahoo!ショッピングは「特定日・特定ターゲットへの集中」がポイントとなります。

店舗運営者は以下の2つの波を捉え、施策を打ち分ける必要があります。

大型キャンペーン:超PayPay祭・爆買ウィークなど、市場全体のアクセスが急増する商戦期
定常イベント:「5のつく日」など、特定日にアクセスが集中する定常施策

超PayPay祭・爆買ウィークなど大型キャンペーン対策

Yahoo!ショッピングで最も流通額が跳ね上がるのが「超PayPay祭」や「爆買ウィーク」です。

近年は、従来から実施されている超PayPay祭に加え、2025年から開始された「爆買ウィーク」も売上の山となる商戦として定着しつつあります。

開催時期の傾向(2024年~2025年)では、春(3月)・夏(7月)・冬(12月)の超PayPay祭に加え、爆買ウィークが不定期で実施されるケースも見られます。
2026年も大型還元施策が複数回行われることを前提に、年間在庫計画を立てることが重要です。

CM露出による新規客の流入も見込めるため、開催月の1~2か月前から「在庫の確保」と「露出強化」の準備を進めてください。

グランドフィナーレ期間の注意点

キャンペーン終盤の「グランドフィナーレ(ラスト2~3日)」は還元率が最大化し、注文が殺到します。

この期間特有のルール変更(対象ストア限定や決済手段の制限など)が発生する場合があるため、直前の公式情報は必ず店舗管理画面等で確認し、機会損失を防ぎましょう。

「5のつく日」や「週替わりクーポン」の集客活用

大型イベントがない期間は、定常イベントに合わせてメルマガや広告をピンポイントで投下し、ベースの売上を作ります。
特に「5のつく日」と、毎月11日・22日に実施される「ヤフショ感謝デー」は、アクセスが伸びやすい注目日です。

「5のつく日」の対策

毎月5・15・25日は、Yahoo!ショッピングで最もアクセスが集中する稼ぎ時です。

ユーザー特典として「+4%(PayPayポイント)」が付与されるため、この日に合わせて「ポイント変倍施策」や「日替わりクーポン」をぶつけることで、転換率(CVR)を最大化できます。

金券類やふるさと納税など、一部対象外となる商材を扱っている場合は、誤解を招かないよう商品ページ内での注意書きを徹底してください。

11日・22日(ヤフショ感謝デー)の活用

毎月11日・22日は、ランク限定のポイントアップ施策である「ヤフショ感謝デー」が実施されます。
シルバーは+4%、ゴールドは+5%のPayPayポイントが付与される仕組みで、以前の「ぞろ目の日クーポン」とは異なり、現在はポイント還元型の施策です。

対象条件や付与上限は開催ごとに異なるため、事前に公式情報を確認したうえで告知内容を調整してください。

「週替わりクーポン」の活用

カテゴリごとに発行されるクーポン(家具→食品→ファッション等のローテーション)は、店舗負担なしで販促に利用できる点がメリットです。

トップページのスケジュールを確認し、自社商材が対象となる週に合わせてメルマガ等で案内を行うのがおすすめです。

会員優遇策におけるトラブル防止

「LYPプレミアム会員限定」や「ソフトバンクユーザー限定」のクーポン施策も頻繁に行われます。

全ユーザー対象ではないため、店舗からの案内(メルマガやバナー)には「対象のお客様はさらにお得」といった条件付きの表現を徹底し、対象外ユーザーからのクレームを未然に防ぐ配慮が必要です。

Yahoo!の主要イベントの特徴と詳しい対策は、以下の記事でも解説しております。
5のつく日だけじゃない!Yahoo!ショッピングの販促イベント対策を解説

【月別】ECモール販促カレンダーと繁忙期に向けた準備

【月別】ECモール販促カレンダーと繁忙期に向けた準備

ネットショップの売上最大化は、イベント当日の爆発力だけでなく、検索需要が立ち上がる1〜2か月前からの「仕込み」で決まります。

季節ごとの商戦テーマを把握し、先手必勝でスケジュールを組み立てましょう。

4月~6月(春)│ギフト商戦への早期シフト

新生活需要が落ち着くと、即座に「ギフト需要(母の日・父の日)」へ市場が切り替わります。

4月に入った時点で「商戦はすでに始まっている」と認識し、スピード感を持ってランディングページや特典を用意します。

【母の日・父の日(4月~6月)のセット展開】

年間で最もギフトが動く時期です。母の日が終わると気が緩みがちですが、父の日もセットで計画することで機会損失を防げます。

◎母の日(5月第2日曜)
4月上旬には特集ページを公開し、「早割特典」で4月中の受注を確定させます。

直前の配送パンクを防ぐためにも、早期注文への誘導がポイントです。

◎父の日(6月第3日曜)
母の日直後から検索が増えますが、購入は直前に集中します。

5月中には配送締切日の設定や、駆け込み需要向けの導線整備を完了させてください。

【6月楽天スーパーSALE(4日~11日頃)のオペレーション対策】

例年、父の日商戦のラストスパートとスーパーSALEの期間が重複します。

受注処理とセール対応で現場が混乱しないよう、広告入稿やセール価格の二重価格設定は5月中に完結させておくとスムーズです。

7月~9月(夏)│在庫処分と秋商戦の並走

夏は「お中元」の実務と並行して、夏物の「在庫処分(クリアランス)」、さらに9月の大型セール準備が重なるため、スケジュール管理が難しい時期です。

【お中元・夏物クリアランスの短期決戦】

◎お中元
7月上旬が配送の山場です。
6月上旬から「早割」→「用途提案」→「最終締切」と、時期に合わせてトップページの訴求バナーを差し替えていきます。

◎夏物処分
セール開始時期は年々早まっています。6月中旬には最終価格を決定し、7月に入ったら即座にクリアランス体制へ移行しましょう。
秋冬商品のスペースを空けるためにも、8月までに売り切る計画を立てます。

【9月スーパーSALEと敬老の日の前倒し準備】

9月もスーパーSALE(4日~11日頃)の開催が濃厚です。
直後の「敬老の日(9月第3月曜)」対応で8月後半は手一杯になるため、スーパーSALE用の目玉商品選定や画像作成は、比較的余裕のある7月中~8月上旬に済ませておくと、直前に慌てずに済みます。

10月~12月(秋・冬)│年間最大の繁忙期・在庫確保

1年で最もEC市場が加熱する3か月間です。

イベントが連続するため、都度対応していると在庫切れや発送遅延を招きます。
10月中には年内の在庫計画と人員体制を固めてください。

【ブラックフライデー(11月下旬)での助走】

近年はブラックフライデーの売上規模が拡大しており、年末商戦の序盤で大きな山を作る時期になっています。
各社とも10月頃から施策を準備する傾向があるため、利益率の確認やクーポン施策の整理は前倒しで進めておきましょう。

ここで店舗のランキングを上げておくことで、12月のスーパーSALEでの検索順位アップにつなげます。

【12月スーパーSALE・お歳暮・クリスマスの商戦集中】

この時期はイベントが重なるため、受注獲得だけでなく、スムーズな物流・出荷体制の確保が課題となります。

◎お歳暮
11月中旬までに「のし・包装」の作業フローを現場と共有し、資材を確保します。

◎クリスマス・スーパーSALE
スーパーSALEの開催期間とクリスマス前の需要が重なるため、受注が急増しやすい時期です。

11月中に主力商品の在庫を確保し、12月上旬には在庫数と在庫反映の動作を最終確認しておきましょう。

1月~3月(冬・春)│閑散期の活用と決算セール

年明けの初売りから春の新生活へ、需要の質がガラリと変わります。

比較的落ち着く2月をどう使うかが、3月の決算シーズンの売上を左右します。

【初売り・福袋】

11月下旬に中身を決定し、12月上旬から「予約販売」を開始します。

年内注文・年始順次発送の形を作ることで、正月休み明けの出荷作業を分散させます。

【バレンタイン・新生活への種まき】

年明けの初売りが落ち着くと、すぐに春に向けた消費行動が始まります。

比較的動きの静かな2月をどう過ごすかが、3月の決算シーズンの成果を左右します。

◎バレンタイン(2月中旬)
近年はチョコに限らず、アパレルや小物、お酒など「スイーツ以外のギフト」も動く時期です。

1月中旬には「甘いものが苦手な方へ」や「自分へのご褒美」といった切り口で特集ページを公開し、幅広いギフト需要を取り込みます。

◎新生活準備(3月・4月需要)
家具・家電などの高単価品に加え、日用品のまとめ買いやビジネス用品、キッチン雑貨など、生活全般の新調ニーズが高まります。

1~2月から比較検討が始まるため、2月中に関連商品への導線強化や「新生活」「入園・入学」等のキーワード対策を済ませ、3月のスーパーSALE(決算セール)での最大化を狙います。

イベントから逆算する販促準備の標準フロー

イベントから逆算する販促準備の標準フロー

年間カレンダーを確実に実行に移すためには、個別のイベントごとに準備の型を持っておくことが有効です。

ここでは、在庫切れや制作遅れ、設定ミスといったトラブルを防ぐための標準的な実務フローを解説します。

【2か月前】企画と在庫の確定

店舗の繁忙期に向け、何を売るかを早期に確定させるフェーズです。

後半の制作工程における手戻りを防ぐため、計画を固めます。

◎リードタイムからの逆算発注

直前の発注では、イベント初動に在庫が間に合わないリスクがあります。

前年のデータ(売上・アクセス数・広告効率)から今回の主力品番(SKU)を選定し、製造・納品にかかるリードタイムを逆算して、この段階で発注を完了させます。

◎特集ページの構成案作成

デザイン制作に着手する前に、文字情報として構成案を固めます。

ターゲットと訴求順位、ランキングなどの掲載コンテンツを整理し、欠品時の代替案(バナー差し替えルール)も決めておくと、その後の制作進行がスムーズになります。

◎制作リソースの確保

新規LPの制作には、通常1.5~3か月を要します。

直前の依頼ではクオリティが担保できない可能性があるため、社内担当者または制作会社のスケジュールをこの時点で確保しておきます。

【1か月前】制作と集客の準備

計画を形にする制作フェーズです。

PCだけでなくスマートフォンでの閲覧を前提とした調整や、検索対策のタイムラグを考慮した動きが重要です。

◎スマホファーストでのLP制作

検索結果のクリック率を左右するサムネイル画像や、ページを開いた瞬間のファーストビューを作り込みます。

必ずスマートフォンの実機でチェックし、文字の大きさやボタンの押しやすさなど、購入導線にストレスがないかを検証してください。

サムネイルの作り方の基本は以下の記事で解説しております。
楽天サムネイルの作り方|ガイドラインを守りながらクリックされやすくするコツ

◎モール内検索対策の実施

検索キーワードの反映には時間がかかる場合があります。

広告を出稿する前に、季節キーワードやトレンド予報の需要語を商品名やキャッチコピーへ反映させておきます。
カテゴリ登録の不備(ディレクトリIDの間違い)がないかも再確認が必要です。

◎広告審査のリードタイム確保

検索連動型広告(RPP)はページ内容と連動するため、ページの修正・更新とセットで対応します。

バナー広告(ディスプレイ広告)は審査落ちのリスクを考慮し、掲載開始の10日前までに入稿できる体制を整えておくと良いでしょう。

【1週間前~当日】告知と最終テスト

準備した施策をお客様に届ける告知・確認フェーズです。

ここでの設定ミスは売上に直結するため、慎重な確認が求められます。

◎配信枠の確保と分散配信

イベント期間中はメルマガやLINEの配信枠が混雑します。

特に楽天メルマガは配信日の約1週間前に枠が解放されるとすぐ埋まりやすいため、あらかじめ内容を準備しておき、配信枠が解放される配信日の1週間前のタイミングで、予告・本告知・当日配信用の枠を順番に予約しておきましょう。

LINE公式アカウントは、アクセス集中によるエラーを避けるため、19時05分のように配信時間を数分ずらす設定が有効です。

◎クーポン設定の実機テスト

管理画面の設定確認だけでなく、スマホの実機でカート投入から注文確認画面まで進むテストを行います。

有効期間、他クーポンとの併用ルール、金額などの適用条件が正しく機能しているか、ユーザー視点で決済直前まで操作して検証してください。

◎店舗内導線のリンク確認

トップページや商品ページに設置したバナーが、正しいリンク先に遷移するか確認します。

特にスマートフォンのフローティングバナーなどが商品を隠して邪魔をしていないかなど、ユーザビリティの最終確認を行います。

まとめ│年間スケジュールを把握して、店舗運営を安定させましょう

まとめ│年間スケジュールを把握して、店舗運営を安定させましょう

日々の業務に追われていると、どうしてもイベント直前の準備になりがちです。

しかし、以下のポイントを押さえておけば、突発的な業務ではなく計画的な運営が可能になります。

【計画的な店舗運営のポイント】
・売上の鍵は1〜2か月前の仕込み
・楽天・Yahoo!の開催時期を把握
・在庫・制作・告知をルーティン化

このサイクルを定着させることは、売上の山を作るだけでなく、店舗運営のムリ・ムダを減らし、業務負荷を平準化することにもつながります。

まずは直近のイベントから、1週間前倒しでの準備を始めてみてください。

ファイブスプリングスでは、店舗様ごとの商材やリソースに合わせたススケジュールの立案から業務の代行までを一貫してサポート可能です。

「やるべきことは分かったが手が回らない」「戦略はプロに任せて商品開発に専念したい」といった方は、ぜひお問い合わせページからお気軽にご相談ください。

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